3年間の学習内容
学年別授業区分
カリキュラム
Curriculum.01
基礎分野
生命現象の理論を学ぶ。
基礎分野は、「科学的思考の基礎」と「人間と生活・社会の理解」という大きな項目が掲げられ、人文科学、社会科学、自然科学、外国語についての科目を学びます。他の医療職種の教育とも共通しており、高校卒業までに履修したことの復習に加え、医療人として欠くことのできない教養を身につけ、人間性を育成するためには欠かせません。


Curriculum.02
専門基礎分野
臨床検査に関する基礎知識と
基本技術を習得。
専門基礎分野は、基礎分野の科目と専門分野の科目の橋渡し的な役割があります。教育内容は、解剖学や生理学などからなる「人体の構造と機能」、様々な現場で行われる臨床検査について系統的に理解する「医学検査の基礎とその疾病との関連」、公衆衛生や保健医療制度などを学ぶ「保健医療福祉と臨床検査」、検査機器の原理や検査データ処理などの基礎を学ぶ「医療工学及び医療情報」に分かれます。卒業後のさらなる勉強や研究を行う際の基礎となる科目であり、とても重要です。
Curriculum.03
専門分野
プロフェッショナルとしての
実践力と応用力を身につける。
専門分野は、臨床検査の現場でそのまま応用される科目で、各検査の具体的な方法を学びます。各種疾病と臨床検査との関わりについて学ぶ「病態学」、光学顕微鏡などを用いて組織や細胞などの観察による形態検査を扱う「血液学的検査」・「病理学的検査」、体液などに含まれる成分の生物化学分析を中心とした「尿・糞便等一般検査」・「生化学的検査・免疫学的検査」・「遺伝子関連・染色体検査」、病因や生体防御などについて学ぶ「輸血・移植検査」・「微生物学的検査」、患者さんの体に器具を当てて直接生体情報を測定する「生理学的検査」、チーム医療の中での臨床検査技師の役割や患者接遇と検体の採取法などについて学ぶ「臨床検査総合管理」および「医療安全管理学」、一定期間、医療の現場で臨床検査を実際に体験する「臨地実習」に分けられます。


Curriculum.04
臨地実習
病院での実習で技術を磨き
即戦力に!
チーム医療を支える臨床検査技師の役割や学校で学んだことが、医療の現場でどのように実践されているかを研修し、医療人としての責任感を身に付けます。
臨地実習協力病院
市立札幌病院 / 市立旭川病院 / 留萌市立病院 / 滝川市立病院 / 深川市立病院 / 名寄市立総合病院 / 砂川市立病院 / 士別市立病院 / 江別市立病院 / 国立病院機構 旭川医療センター / 旭川赤十字病院 / 北見赤十字病院 / 釧路赤十字病院 / 旭川厚生病院 / 札幌厚生病院 / 帯広厚生病院 / 北海道社会事業協会 富良野病院 / 労働者健康福祉機構 北海道中央労災病院 / 旭川医科大学病院