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第52期生の入学式が行われました

2025.4.7

令和7年度、第52期生の入学式が令和6年4月7日(月曜日)アートホテルにて行われました。新入学生24名と保護者の方々、在校生参加のもと、不安と期待を胸に新入生が新たな一歩を踏み出しました。3年後の国家試験合格に向けて、充実した学生生活を送って頂きたいと思います。

また、入学式終了後に参加いただいた保護者の方々に対して説明会を開催しました。各学年のカルキュラム、奨学金の事務手続きなど学校生活全般について説明させて頂き、合わせて、学生生活のサポートをお願いいたしました。

入学式の様子

入学生宣誓

宣誓

本日 北海道医学技術専門学校入学式に臨み私たち入学生は新たに始まる学校生活に臨床検査技師になるという大きな目標に向かって希望に満ちています
ここに、本校の建学の精神と伝統を重んじ医療人として求められる人間性を養い新しい時代に必要な医学検査の知識や技術を習得するために日々努力することを誓います

令和七年四月七日
第五十二期入学生 代表 阿部 優心

歓迎の言葉

歓迎の言葉

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。保護者の皆様にも、心よりお祝い申し上げます。在校生を代表して、歓迎のご挨拶をさせていただきます。
新入生の皆さんは、新たな生活に大きな希望と様々な不安を抱え、この入学式に臨んでいることと思います。一日も早く周囲の環境に慣れ、今後の学校生活が充実したものとなるよう、私自身の経験も交え、学校生活についてお話させていただきます。
1年生では、英語や数学、化学などの基礎科目と、新たに学ぶことになる専門科目があります。基礎科目は主にこれまで学んだことの復習や応用であるため、取り組みやすいです。
専門科目は、初めて聞くような単語や難しい計算式がたくさん出てきます。私も、専門科目の勉強方法や試験に苦戦しました。授業中にわからなかったところは、後回しにするのではなく、その日のうちに友達や先生に聞いて解決することをおすすめします。
2年生では、基礎科目が減りほとんどが専門科目なります。なおさら、わからないことは早めに解決し、友達同士で協力することで乗り越えることができます。高校と大きく違うのが年に二回行われる定期試験です。試験回数が少ないため、各科目の出題範囲が広いです。また、試験科目も多いため試験勉強を一、二カ月前から始める必要があります。私は、友達と問題を出し合ったり、苦手な科目はイラストなどを書いたまとめノートを作成して、授業プリントと照らし合わせながら暗記していました。また、試験後の自分にご褒美を用意してモチベーションを上げて勉強に取り組んでいました。新入生の皆さんの中にも勉強についていけるか不安を抱えている人もいるかと思います。自分に合う勉強法で努力し続け、新たな知識を身につけてほしいです。
北医専では、1年生から実習があります。1年生では器具や機器の使い方を覚えるなどのすべての科目の基礎になる実習を行います。2年生になると、実習時間も増え、より専門的な実習とレポートに追われる毎日になります。はじめはどのような事をレポートに書けばいいのか見当もつかず、大変苦労しました。実習の目的や内容を十分に把握していないと実習を手際よく進められませんし、結果からどのようなことが考察できるかを理解していないとレポートは書けません。実習前に授業プリントや実習書を読んでおくことで授業の復習となり、内容の理解が深まります。
普段の学校生活は授業と実習の毎日ですが、楽しい行事もあります。今月に行われる新入生歓迎会では、在校生や先生方と交流をすることができます。さらに新入生同士も、この歓迎会をきっかけに親交を深めてほしいと思います。また、六月と十月には、交流会があります。準備から片づけまでクラス一丸となっての共同作業や、スポーツで友に汗を流すことでクラスの親睦や仲間との絆がさらに深まると思います。
新入生の皆さんは臨床検査技師という共通の大きな目標を持った仲間や先生方と学校生活を送ります。北医専での1年は思ったよりも早く、あっという間に過ぎていきます。1日1日を無駄にしないよう、有意義な学校生活を送りましょう。確かな知識と技術を備え、他者を尊重できる、人間性豊かな臨床検査技師を目指して、私たちも共に努力することを誓い、歓迎の言葉とさせていただきます。

令和七年四月七日
在校生代表 杉本 琴未