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卒業証書授与式が執り行われました

2025.3.8

令和7年3月8日(土)に、令和6年度の卒業証書授与式が在校生と保護者参加の下、執り行われておりました。
卒業証書授与後に、卒業生一人ひとりに3年間の思いを語っていただきました。在校生へのアドバイスや両親への謝意、お世話になった方々への感謝の気持ちを、言葉詰まりながらに話していただきました。貰い泣きした方々も居られるのでなないでしょうか。
これから、社会人としての一歩を踏み出す、卒業生の皆様の活躍を心から願っております。

優秀学生表彰

・成績優秀賞           判井 優斗(旭川工業高等学校卒)

・成績優秀賞
判井 優斗(旭川工業高等学校卒)

関係団体表彰

・日臨技学生表彰会長賞      青木 拓馬(青森県立田名部高等学校卒)
・北臨技学生表彰優秀学生賞    神谷 柚衣(旭川商業高等学校卒)
・北専各連優秀学生表彰      馬場 彩音(旭川北高等学校卒)
・北専各連旭川支部優秀学生表彰  村田 穂花(旭川西高等学校卒)

・日臨技学生表彰会長賞
青木 拓馬(青森県立田名部高等学校卒)

・北臨技学生表彰優秀学生賞
神谷 柚衣(旭川商業高等学校卒)

・北専各連優秀学生表彰
馬場 彩音(旭川北高等学校卒)

・北専各連旭川支部優秀学生表彰
村田 穂花(旭川西高等学校卒)

卒業式の様子

送 辞

厳しい寒さが続く中にも、日差しに春の訪れが感じられる季節となりました。
本日、晴れてご卒業を迎えられる三年生の皆さんに、在校生一同を代表して、心から御祝いを申し上げます。
ご卒業おめでとうございます。

今、皆さんの胸の中は、この北海道医学技術専門学校で過ごした三年間の思い出でいっぱいになっているのではないでしょうか。
先輩方が過ごした三年間はかけがえのない時間であったと思われます。
私は学友会の役員をしており、先輩方と接する機会は比較的多かったと思います。ご自身の勉強やレポートで大変であったにもかかわらず、わからないことばかりの私たちに、多くの事を教えてくださいました。そんな心強い先輩方を本当に尊敬しています。

この数カ月は、国家試験のために、毎日勉強に励まれていた姿が印象に残っています。私たちの実習が長くなった日に、「疲れたね」と話しているときも、必死に勉強に取り組まれている皆さんの姿をみて、「すごいなぁ」と感心するとともに、私もこんな三年生に「なれるんだろうか」という不安を感じたこともありました。まだまだ不安ばかりですが、皆さんのような尊敬される存在になれるように、ますます努力していきたいと思います。

皆さんはこれから、夢であった臨床検査技師の仕事に就かれます。
医療人、社会人として様々な困難に遭遇されることもあるかと思います。しかし、先輩方なら、どんな困難な場面でも、本校で身につけられた知識や経験を活かして、屈することなく、乗り越えられると信じています。

私たち在校生も、まだまだ未熟ではありますが、先生方のご指導を仰ぎながら、国家試験の合格を目指して、精一杯、勉学に励みたいと思います。

最後に、卒業生の皆さんの今後のご活躍とご多幸をお祈りし、在校生一同、心より御礼を申し上げ、送辞とさせていただきます。
本当にありがとうございました。

令和七年三月八日
在校生代表 坂東 温斗

答 辞

春の訪れを感じる今日この頃、私たち第四十九期生のために、このような盛大な卒業式を挙行していただき、校長先生をはじめ、諸先生方に深く感謝申し上げます。また、ご多忙の中、ご臨席くださいました保護者の皆様に、卒業生一同、心より御礼申し上げます。

振り返れば、三年前、学友会役員を決める際、誰も立候補する人がいなかったため、私は思いきって手を挙げました。委員長になれば、クラスメイトと早く打ち解け、先輩とのつながりも生まれ、学校の情報をいろいろと聞けるのではないかと考えたからです。実際に、クラスの皆とはすぐに仲良くなり、先輩方からは先生の話、定期試験のこと、実習レポートの作成方法など、貴重なことをたくさん教えていただきました。
しかし、行事のたびに主体的に動かなければならず、正直なところ、面倒に感じたり、委員長を辞めたいと思ったりしたこともありました。それでも、皆が楽しんでいる姿を見るたびに、「やってよかった」と思い、次の励みになりました。役員としての一番の思い出は、先輩方と仲良くなれたことです。何かあるごとに気にかけてくださり、声をかけていただき、こんなに可愛がってもらったことは初めてで、本当に嬉しかったです。

クラスの思い出として、特に印象深いのは二年生のときの研修旅行です。クラス全員で参加し、畠山先生がご同行される予定でしたが、出発当日に急遽体調を崩され、残念ながら参加できませんでした。緊張しながら初めて訪れた検査センターでの研修では、業務内容を学び、自分の将来の選択肢を広げる貴重な経験となりました。研修翌日からは、オープンしたばかりのエスコンフィールドやニセコアドベンチャーパークなど、畠山先生が計画してくださった魅力的な行き先が待っていましたが、先生がご一緒できないことが残念でなりませんでした。それでも、武田先生と原先生が引率を引き継いでくださり、二泊三日はとても充実したものになりました。
この三年間を振り返ると、同級生や先輩、先生方にはたくさんのご心配をおかけしました。先生方には、言葉選びが拙く(つたなく)、レポートがうまく伝えられなかったことや、模試の点数が振るわず、進路について悩ませてしまったことがありました。先輩方には、赤点を取らないように勉強方法を教えていただくことが多かったです。また、実習の際には、同級生や先生方に頼ってばかりで、「本当に臨地実習に行って大丈夫なのか」と心配されたこともあったかと思います。国家試験を終え、今日こうして卒業式を迎えた今、先生方、先輩方、同級生、そして私を支えてくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。
また、家族には、これまでたくさんの迷惑をかけてきました。これからは、社会人になって今までの恩を少しずつ返していきたいと思います。普段は照れくさくて、なかなか口にできませんが、まずは六年間、毎日お弁当や食事を作ってくれたことに、心から「ありがとう」と伝えたいです。他にも、言葉にできないほどの感謝の気持ちで胸がいっぱいです。本当にありがとうございました。

本日、私たち二十二名は、北海道医学技術専門学校を卒業いたします。この晴れの日を迎えられたことを心から嬉しく思うとともに、これまで温かく見守り支えてくださった先生方や家族をはじめ、多くの方々に深く感謝申し上げます。
私たちは今、社会へと羽ばたこうとしています。これからは、人の生命に関わる仕事に就く者として、責任を伴う立場となります。その重みを改めて感じるとともに、不安や緊張もありますが、どんな困難にも立ち向かい、乗り越えていきたいと思います。これまで以上に学びを深め、臨床検査技師として、そして一人の人間として、成長し続けられるよう、志を高く持ち、日々精進してまいります。

最後になりましたが、校長先生をはじめ、お世話になった諸先生方、そしてこれまで惜しみない支援をくださった家族に、卒業生一同、心より感謝申し上げます。皆様のご健康とご多幸をお祈りするとともに、母校・北海道医学技術専門学校のさらなる発展を願い、卒業生代表の挨拶とさせていただきます。

令和七年三月八日
第四十九期卒業生 代表 福家 沙都