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卒業証書授与式が執り行われました

2024.3.15

令和6年3月9日(土)に、第48期生の卒業証書授与式が在校生と保護者参加の下、執り行われておりました。
卒業証書授与後に、卒業生一人ひとりに3年間の思いを語っていただきました。在校生へのアドバイスや両親への謝意、お世話になった方々への感謝の気持ちを、言葉詰まりながらに話していただきました。貰い泣きした方々も居られるのでなないでしょうか。
これから、社会人としての一歩を踏み出す、卒業生の皆様の活躍を心から願っております。

優秀学生表彰

優秀学生表彰
・成績優秀賞            川畠 瑠斗(旭川西高等学校卒)

関係団体表彰

・日臨技学生表彰会長賞       佐藤 芽依(名寄高等学校卒)
・北臨技学生表彰優秀学生賞     浅尾 由梨(旭川北高等学校卒)
・北専各連優秀学生表彰       佐藤 来美(旭川南高等学校卒)
・北専各連旭川支部優秀学生表彰   蛯子 慶太(旭川工業高等学校卒)

卒業式の様子

送 辞

冬の厳しい寒さも和らぎ、徐々に春の訪れを感じさせる季節となりました。春風が吹くこの素晴らしき日に晴れて卒業を迎えられる皆さん、ご卒業おめでとうございます。在校生一同、心よりお祝い申し上げます。

今、卒業を迎え、三年生の皆さんはこれまでの日々に思いを馳せていることと思います。実習とレポートに追われる毎日に、ここ半年は国家試験対策で寝る間も惜しんでの勉強。時間がないと焦ることも多かったと思います。そんな中でも必死に努力する三年生の姿は、在校生全員の心に深く印象に残っています。

私は、三年生の皆さんと一緒に入学したにも関わらず、勉学をさぼったが故にみんなと卒業することが叶わなくなりました。三年で卒業を迎えられるみんな、正直うらやましいです。国家試験対策のために休日にも学校に通い勉強をする三年生を見た先生から、「横田も見習ってちゃんと勉強しなさい。」と言われたときは、友人の頑張っている姿に驚いたと共に、「お前ら頑張りすぎやろ、お前らのせいで先生に圧掛けられるからやめてくれや。」と思ったこともありました。ですが、そんな困難をも乗り越えて、今この場にいる三年生のみんなを、心から尊敬しています。また、こんなにも努力ができる友人を持てたことを、うれしく思います。

三年生のみんなはとてもやさしい人が多く、わからないことを聞くと何でも教えてくれました。食事へ行く際には私も呼んでくれたり、今まで楽しく学校生活を送れたのは三年生のおかげと言っていいほどたくさんお世話になりました。本当にありがとうございました。これから三年生の皆さんは、医療人として社会へ旅立ち、いろいろな苦難にも直面するかもしれません。そんな時は、辛かった勉強や、友人と切磋琢磨した三年間を思い出してくだい。それがきっと皆さんの力になると思います。

一緒に入学した仲間として、皆さんが日々活躍していくことは、私の励みになります。私たち在校生も負けないように頑張っていきたいと思います。
最後になりますが、改めて、本日はご卒業おめでとうございます。

令和六年三月九日
在校生代表 横田 周都

答 辞

日差しが日一日と温かさを増し、春の訪れを感じる今日、私たち四十八期生は卒業の日を迎えました。教職員の皆様をはじめ、多くの皆様の御臨席のもと、このように盛大な卒業式を催して頂いたことに、卒業生一同心より御礼申し上げます。

振り返ると、三年間の学生生活では、様々な先生方や先輩方にご指導を受け、多くの知恵を蓄えることが出来ました。時間を割いて指導してくださったことには誠に感謝しております。また、友人との議論や協力が時には行事の成功を導き、時には私たちに学問上の深い理解をもたらしました。これらの経験はこれから直面する様々な課題を解決していくための糧になると思っています。程なくして、私たちはそれぞれの道を歩きはじめますが、私たちの果たす役割は益々大きくなってきているものだと思います。私たちは、この学校で得た知識・技術を元に、協力し合い、立ち向かわなければなりません。「現代医療に対応できる確かな知識と技術を養い、探究心と思いやりの心を備えた人間性豊かな人材の育成に努める」という本校の理念を噛み締め、より良い未来を切り開いていけるように、これまで以上に努力をすることを決意致します。

私たちを支えてくださった先生方、未熟な私たちを最後まで信じてくださいました。丁寧に寄り添って、授業をしてくださった先生。気が緩んでいる私たちに心を鬼にして叱ってくださった先生。後ろ向きになりそうな時、強く背中を押してくださった先生。素直になれず、反発をしたこともありました。私たちがここまで成長できたのは、紛れもなく先生方のおかげです。深く感謝申し上げます。先生方から受け取ったものを胸に刻み、私たちは前へと進んでいきます。

そして、一番私達の近くで応援してくれた両親。時には本気で気持ちをぶつけ合ったり、時には、私達の相談相手になってくれました。私達は、その度に、前に進む力をもらうことができ、自分は決して一人ではないんだと、大変勇気づけられました。両親には、普段は照れくさくて感謝の言葉はなかなか言えませんが、今は言葉では表現できないほどの感謝の気持ちで胸がいっぱいです。本当に有り難うございました。そして、これからも私達の活躍を応援してください。
国家試験が終わった今、在校生の皆さんに伝えたいことがあります。

今、自分が歩んでいる道を信じて頑張ってください。躓いたり悩んだりしたとき、互いに励まし合えるクラスメイトがいます。相談でき、激励してくれる先生がいます。支えてくれる家族がいます。常に感謝の気持ちを忘れず困ったときには助けを求めてください。同じ道を志す皆さんが、有意義な学校生活を送られますことを心からお祈り申し上げます。

最後になりましたが、今まで親切にご指導してくださった先生方、事務的な面で支えて下さった職員の方々、そして、今までずっと私たちを暖かく見守り、様々な面で支えてくださった家族に卒業生一同心より御礼申し上げます。そして、北海道医学技術専門学校の益々のご発展を祈念いたしまして、答辞の言葉とさせていただきます。

令和六年三月九日
卒業生代表 田野中 駿