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第50期生の入学式が行われました
2023.4.10
令和5年度、第50期生の入学式が令和4年4月7日(金曜日)アートホテルにて行われました。新入学生32名と保護者の方々参加のもと、不安と期待を胸に新入生が新たな一歩を踏み出しました。3年後の国家試験合格に向けて、充実した学生生活を送って頂きたいと思います。
また、入学式終了後に参加いただいた保護者の方々に対して説明会を開催しました。新型コロナ感染対策やカルキュラム、奨学金の事務手続きなど学校生活全般について説明させて頂き、合わせて、学生生活のサポートをお願いいたしました。
入学式の様子
入学生宣誓
宣誓
本日、北海道医学技術専門学校入学式に臨み、私たち入学生は新たに始まる学校生活に臨床検査技師になるという大きな目標に向かって希望に燃えています。
ここに、本校の建学の精神と伝統を重んじ、医療人として求められる人間性を養い、新しい時代に必要な医学検査の知識や技術を習得するために、日々 努力することを誓います。
令和五年四月七日
第五十期入学生 代表 池田 蓮
「北海道旭川永嶺高校卒」
歓迎の言葉
歓迎の言葉
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。保護者の皆様にも、心よりお祝い申し上げます。在校生を代表して、歓迎のご挨拶をさせていただきます。
新入生の皆さんは今日からこの北医専の学生となります。新たな生活に、大きな希望と様々な不安を抱え、この入学式に臨んでいることと思います。一日も早く周囲の環境に慣れ、今後の学校生活が充実したものとなるよう、私自身の経験も交え、学校生活についてお話させていただきます。
1年生では、英語や数学、化学などの基礎科目と、新たに学ぶことになる専門科目があります。私は、専門科目にとても苦戦してしまい、1年生の前期後期で複数の科目で赤点をとってしまいました。専門科目は、初めて聞くような単語や難しい計算式がたくさん出てきます。授業中にわからなかったところは後回しにするのではなく、その日のうちにすぐに友達や先生に聞くことをおすすめします。2年生では、基礎科目が減りほとんどが専門科目なります。これも同様に、わからないことはすぐに聞き、友達同士で協力し合えば乗り越えることができます。私は、2年生で1年生での勉強の取り組みを反省し、わからないことは周りの友達にきいたりテストで赤点を取らないように自分にご褒美を用意するなど目標を立てながら必死に努力し2年生のテストでは成績を大きく伸ばすことができました。新入生の皆さんの中にも勉強についていけるか不安を抱えている人もいるかと思います。しかし、目標をしっかり定めて努力を続ければ必ず結果はついてくるので、自分を信じて日々の勉強を大切に励んでほしいと思います。
北医専では、1年生から実習があります。1年生では器具や機器の使い方を覚えるなどのすべての科目の基礎になる実習を行います。2年生になると、実習の時間も増えレポートに追われる毎日になります。はじめはどのような事をレポートに書けばいいのか見当もつかず、大変苦労しました。実習の目的や内容を十分に把握していないと実習を手際よく進められませんし、結果からどのようなことが考察できるかを理解していないとレポートは書けません。なれるまでは大変ですが、しっかりしたレポートを作成することは実習内容や講義で学んだことの復習になり、理解を深めるのに非常に役立ちます。
普段の学校生活は講義と実習の毎日ですが、楽しい行事もあります。今年からはコロナによる規制も少しずつ少なくなり今まで制限されていた学校行事も少しずつですが行えるようになってきました。今月に行われる新入生歓迎会では、在校生や先生方と交流をすることができます。さらに新入生同士も、この歓迎会をきっかけに親交を深めていってほしいと思います。また、6月と11月には、体育祭があります。スポーツで共に汗を流し、準備から片づけまでクラス一丸となっての共同作業を通じて、仲間との絆がさらに深まると思います。
新入生の皆さんは臨床検査技師という共通の大きな目標を持った仲間と学校生活を送ります。北医専での1年は思ったよりも早く、あっという間に過ぎていきます。1日1日を無駄にしないよう、有意義な学校生活を送ることを期待しています。確かな知識と技術を備えた人間性豊かな臨床検査技師を目指して、私たちも共に努力することを誓い、歓迎のことばとさせていただきます。
令和五年四月七日
在校生 代表 田野中 駿