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第46期生入学式が行われました

2019.4.9

平成31年度、第46期生の入学式が平成30年4月7日(日曜日)に行われました。来賓の方々からも祝辞を頂き、不安と期待を胸に34名の新入生が新たな一歩を踏み出しました。三年後の国家試験合格に向けて、充実した学生生活を送って頂きたいと思います。

また、入学式終了後に参加いただいた保護者の方々に対して説明会を開催しました。カルキュラムや奨学金の事務手続きなど学校生活全般について説明させて頂き、合わせて、学生生活のサポートをお願いいたしました。

入学式

保護者説明会

入学生宣誓

宣誓

本日、北海道医学技術専門学校入学式に臨み、私たち入学生は新たに始まる学校生活に将来の夢と可能性を求め希望に燃えています。

ここに、本校の建学の精神と伝統を重んじ、学生の本分に徹して、医療人として求められる人間性と、新しい時代に必要な医学検査の知識や技術を習得するために、日々研鑽し努力することを誓います。

平成31年4月7日
第46期入学生代表 林上 悠斗
(旭川西高等学校卒)

歓迎の言葉

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。保護者の皆様にも、心よりお祝い申し上げます。在校生を代表して、歓迎の挨拶をさせていただきます。

新入生の皆さんは、今日から晴れて北医専の学生となり、新たな仲間と共に学校生活を送ることとなります。今皆さんは、これからの生活に期待や不安を抱え、この場所に座っていることでしょう。そんな皆さんの生活の参考に少しでもなるよう、私の経験も交えながら学校生活について話させていただきます。私も二年前、皆さんと同じように期待や不安を胸に入学式を迎えました。周りを見れば頭のよさそうな人や物静かそうな人、そして、無駄に長く変な色の髪をした男子もいました。正直、その人とは絶対に友達にはなれないと思っていました。しかし、なぜか今では一番の親友であり、真友となっています。それは何故かと言うと、この学校では人と人との距離が近いからです。この学校の特徴の一つである、一学年一クラスと言うのは人数が少ないということもあり、もちろん物理的にも近いですが、同時に心の距離も近くしてくれます。困ったことがあれば助け合い、行事がある毎により仲良くなっていきます。年齢、性別関係なく、いろんな人と話してみてください。すぐに信頼できる友達ができると思います。もちろん私たちや先生方も優しい人達ばかりなので、気軽に声をかけてください。

次に、勉強についてお話します。一年生では、英語や数学、化学などの基礎科目と、新たに学ぶことになる専門科目があります。私は勉強が得意な方ではなかったので、ある程度勉強が大変なことは覚悟していたのですが、やはり専門科目に躓いてしまいました。専門科目は、初めて聞くような単語や難しい計算式がたくさん出てきて、訳が分からなくなってしまいます。そのため、分からないからと後回しにするのではなく、分からないことはすぐに友達や先生に聞くことをお勧めします。二年生では、基礎科目が減り ほとんどが専門科目になります。これも同様に、分からないことはすぐに聞き、焦らず 友達同士で協力し合えば乗り越えることが出来ます。

北医専でのテストは、前期と後期に定期試験があります。一年生ではこの学校のテストがどのようなものなのかを知るために、中間試験が最初に実施されます。私の中間試験は、十五科目中赤点が五個と言う結果で、前期試験でもあまり結果は変わりませんでした。このままでは留年の危険があると思い、次は必ず赤点科目をゼロにすると心に決め、本格的に勉強に取り組みましたそこで私は、勉強法を変えようと思いました。まずは、テスト勉強を一、二か月前から徐々に始め、頭に入りやすい得意科目から手を付け、漠然と覚えるのではなく、原理や考え方を理解するようにしました。そうすると、頭に入り易く 自然と身についていくようになりました。また、私は不器用だった為、時間を決めて勉強するということが出来ず、理解できるまで何時間も机と向き合っていました。お陰で、後期試験では赤点科目をゼロにすることが出来、成績を伸ばすことが出来ました。しかし、これは、あくまで私個人の考え方なので、「同じようにしろ」と言う訳ではありません。皆さんにそれぞれ合った勉強法があると思うので、諦めずに試行錯誤し 頑張ってみてください。

北医専では、一年生から実習があります。一年生では器具や機械の使い方を覚えるなどの 全ての基礎になる実習を行います。二年生になると、実習の時間も増え レポートに追われる毎日となります。実習において大切なことは、実習の意義と原理を理解することです。より有意義な実習とするためには、事前に予習を行いある程度どんな実習をするのかを把握し、レポートもこまめに手を付けるとよいと思います。

今話したように、普段の学校生活では講義と実習の毎日で、自由な時間があまり取れないのではないかと思うかもしれません。しかし、勉強以外の楽しい行事もありますし、私は趣味であるダンスもずっと続けています。自由に使いたい時間は、勉強やレポートなどを計画的に行うことで作ることが出来ます。テスト前やテスト期間中は休むなど上手く両立することが出来れば趣味やアルバイトなどにも時間を充てる事が出来ます。その他にも、日々のストレスや疲れを忘れさせてくれる行事も沢山あります。入学してすぐには、新入生歓迎会。六月と十一月には体育祭。二年生の七月には研修旅行もあります。新入生歓迎会では、在校生や先生方と、食事やゲームをして交流ができます。自己紹介では、同い年と思っていた人が実はかなり年上だったなど、驚くこともあるかもしれません。そこで、新入生同士でも、親睦を深めて行ってほしいです。体育祭では、日頃のストレスを発散でき、仲間との絆がさらに深まる場でもあります。しかし、羽目を外しすぎて、バスケットボールに出続けた結果 足を攣った人や、ドッヂボールで肩を脱臼した人もいます。皆さんはしっかり準備運動を行ってから 楽しむようにして下さい。

そんな毎日を過ごしていると、あっという間に時が過ぎてしまいます。その短い時間を有意義にするため、臨床検査技師と言う大きな目標に向かって日々努力し、休みはしっかり満喫し、一日一日を無駄にしないよう、学校生活を送ることを期待しています。確かな知識と技術を備えた 人間性豊かな臨床検査技師を目指して、私たちも共に努力することを誓い、歓迎の言葉とさせていただきます。

平成31年4月7日
在校生代表 三年 川口 大地
(旭川南高等学校卒)